ガスアプリケーションgas application
切断cutting
金属の切断には各種ガスが使用されます。
酸素と可燃性のガスを組み合わせ酸化させ切断するガス切断から、レーザー加工機用ガスや窒素の圧力を利用するレーザー加工機、その他酸素と金属の燃焼エネルギー増幅を利用したプラズマ切断など、切断の目的毎に設備・使用ガスが異なります。
ガス切断
解体業者様、スクラップ業者様など厚物の金属切断のご相談を頂いております。
切断器の種類もB型C型G型GL型各種取り揃えております。また直頭改造や竿の長さの改造や現場持ち込みの為の可搬式ガス供給設備など細かなご要望までお応えいたします。
ファイバーレーザー切断機
レーザー加工機の中でも窒素ガスを使用するファイバーレーザー加工機はステンレスの板の切断や切断面の酸化被膜を嫌う軟鋼の切断に使用されます。
CO2レーザー加工機と比較し導入コストが1.5~2倍程度と高額ですが、近年の政府補助金制度の活用もあり導入が進んでおります。レーザー加工機と比較したメリットとして大幅な電気代の削減、レーザーガスの削減、加工速度UP、メンテナンス費用の低減などが挙げられます。能力としても8kW~20kWまで高出力化してきており、20mmクラスの厚板まで高速に切断する技術革新が進んでおります。
プラズマ切断機
プラズマ切断機は酸素の物性を使用した切断機ですが、レーザー加工機と比較すると導入例は多くはありません。しかしプラズマ切断の得意とする板厚12mm~32mmの領域ではレーザー加工機よりも加工速度が速く、本体も安価であり、特に金型用プレートなど後工程の必要な板の切断に適しております。
またプラズマ切断で問題となるのが、近年労働環境問題となっているヒュームです。
一枚板を全て切断する場合は問題ありませんが、中抜きしてある板等は多くヒュームが漏れます。その他のケースでもお客様の切断目的、環境によってはプラズマ切断機の付帯設備である集塵機もメーカーの標準ものもでは能力が足りない場合もございます。当社はプラズマ切断機の導入実績が多数あり、経験値も高くありますので導入時から細かな提案も可能です。また集塵機内のカートリッジフィルターの洗浄などアフターサービスも充実しておりますので、ご検討の際は一度お声がけください。