ガスアプリケーションgas application
液体窒素凍結技術liquid nitrogen freezing technology
窒素ガスはその物性として、-196℃で液化するという性質を持っており、古くから液体窒素を用いたアプリケーションが存在します。電気やその他冷媒を使用しない凍結技術であることから小規模な凍結装置から量産用途として、幅広い業界で凍結に利用されます。当社は早くから液体窒素を用いたアプリケーションの導入を通して、最適な供給提案や行政への申請業務のサポート等、東海地区において凍結アプリケーションのパイオニアという自負があります。
食品凍結
コロナ禍以降外食→内食へ需要が変化したことにより、冷凍食品の市場が広がりを見せております。食品の冷凍方法は電気を用いたものや、アルコールを使用したもの等数多くありますが、液体窒素を用いた食品凍結の大きなメリットとして、食品の品質保持と導入ハードルの低さが挙げられます。低温の液体窒素自体が食品を凍結することにより、急速に食品を凍結することができ、凍結時食品の細胞膜を壊さずに凍結できることから味覚の変化が少なく、食品の品質保持に使用されます。
また電気式の凍結装置と比較し、同じ能力でも構造上設置スペースが小さくなる傾向があることに加え、小規模な凍結から量産用途の凍結まで柔軟な提案ができることから導入のコスト、設置スペース等のハードルが下がります。
BEFORE
AFTER
冷凍バリ取り機
当社は産業ガスの販売店としては少し珍しく、ゴムや樹脂の成形をしているお客様と取引があります。これはゴムや樹脂の成形をする際に出る“バリ”を取り除く為に、液体窒素を利用した冷凍バリ取り機を昔から販売してきたことに由来します。液体窒素を用いた冷凍バリ取り機はランニングコストが高いといわれ、一時期は人件費の安い海外への業務移管や、国内でも手作業もしくは機械との協業でのバリ取りで対応するという動きが多くみられました。しかし直近では委託先である会社の減少や、人件費の高騰による人手不足の観点から、再度冷凍バリ取り機の需要が高まっております。
当社としましても、メーカーと連携し、バリ取りのデモテストや、最適な供給提案をさせて頂きます。是非今一度冷凍バリ取り機をご検討ください。
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AFTER
その他にも
その他、液体窒素は細胞の保存用途や柔らかい物性を持つ、ゴムや樹脂等をより細かく粉砕するために一度凍結する凍結粉砕技術等、多くの業界で使用されています。これは上述してきたように、液体窒素を用いたアプリケーションはその原理がシンプルであり、当社はシンプルだからこそ多くのお客様のお困りごとに柔軟に対応できると考えます。
各種デモテストも可能ですのでお困り事があれば是非一度当社にお声がけください!